万が一!
前監督コーチ陣、現監督コーチ陣が選手達に継続して指導して頂いている「備え」(準備・予測)について有識者の記事を交えて大切さをほんの少しでも言葉で伝えられたらなあと思っています。
個人的には野球が上達する3原則の一つとして大切な事ととらえているとともに、北リトルカープが代々唱えてきたこの言葉がこのチームを成長させる一つのキーワードであると思っています。
試合を観戦しているたびに「野球に失敗はつきものだなぁ~」と思います。
失敗した事がないという選手はほとんどいません。
勝敗を左右する大事な場面での失敗や、チームメイトのおかげで点をとられなくて運良く忘れられてしまう失敗など…
プロ野球選手でもひとつのミスプレーが引退のきっかけになるほど、野球には恐ろしい一面もあります。
その恐さを知っているのでみんな一生懸命練習するのです。
一生懸命プレーした結果、「打たれた」とか「エラー」してしまった事は仕方がありません。
しかしチームにとって失敗は最小限に食い止めなければなりません。
そこで野球の基本の中に「カバープレー」があります。
例えば、投手から見て一塁側の打球に対しては打者が打った瞬間に一塁ベースカバーのためにスタートを切ります。
投手が走者を二塁に置いて外野にヒットを打たれたら、キャッチャーの後ろ深くにカバーをしなければいけません。
走者なしでサードゴロ、ショートゴロに対して、セカンドとライトはやはり送球に対してカバーをしなければいけません。
ピッチャーの牽制に対しても外野手はボール方向へスタートを切らなければなりません。
例をあげたらきりがないほどたくさんの例があげられます。
さて、この「カバープレー」北リトルカープはどうですか?
実はこんな実話があります。
彼はプロ野球の現役時代に、控えの内野手という立場でベンチにいました。当時のセカンドのレギュラーポジションには名手、篠塚選手!
立場上、与えられたチャンスに全力でプレーして信頼を勝ち取る事と、自分自身をアピールすることを目標にプレーしていました。
当然「カバープレー」も彼にとっては大切な仕事。
いつも走者がいない時のサードゴロ、ショートゴロに対しては一塁後方に全力で走っていました。
イメージは「当り前のように二塁へ向かう走者を二塁でアウトにする!」しかしさすがにそこはプロの選手。
暴投するというケースはなかなかありませんでした。
ある時、篠塚選手が故障してスタメンに名を連ねるチャンスがありました。
フルイニングでの出場はきつくて、「どうせ暴投しないし、一回くらいサボってもいいかなぁ~」
なんとその時、サードゴロを名手、岡崎選手が暴投!
ファールグランドにボールが転々…
走者はゆうゆうとセカンドベースへ!
「しまった~!いつもやってるのに~」
「何もこんな時に~」
出てくるのは後悔ばかり!
その経験を生かしその後も必死にバックアップしましたがそんなケースは二度となかったそうです。
たった1回だけサボった、その時に…
このように野球には万が一に備え、
「無駄な動きをするケース」がたくさんあります。
2死走者一塁で外野フライ!
まさかボールを落とさないだろうとゆっくり走り、三塁でストップか、それとも全力で走って本塁まで帰り、一点とるか?
ボールを落とさなければ全力で走っても無駄になってしまいます。
しかしどうでしょう?
強いチームと弱いチームの差はこんなところの
「意識の差」も大いに関係しているのではないでしょうか?
こんなケースもなかなかお目にかかれませんが、
何が起こるかわからないのが野球!
「無駄な動き」を大切にしてほしいものです。

個人的には野球が上達する3原則の一つとして大切な事ととらえているとともに、北リトルカープが代々唱えてきたこの言葉がこのチームを成長させる一つのキーワードであると思っています。

失敗した事がないという選手はほとんどいません。
勝敗を左右する大事な場面での失敗や、チームメイトのおかげで点をとられなくて運良く忘れられてしまう失敗など…
プロ野球選手でもひとつのミスプレーが引退のきっかけになるほど、野球には恐ろしい一面もあります。
その恐さを知っているのでみんな一生懸命練習するのです。
一生懸命プレーした結果、「打たれた」とか「エラー」してしまった事は仕方がありません。
しかしチームにとって失敗は最小限に食い止めなければなりません。
そこで野球の基本の中に「カバープレー」があります。
例えば、投手から見て一塁側の打球に対しては打者が打った瞬間に一塁ベースカバーのためにスタートを切ります。
投手が走者を二塁に置いて外野にヒットを打たれたら、キャッチャーの後ろ深くにカバーをしなければいけません。
走者なしでサードゴロ、ショートゴロに対して、セカンドとライトはやはり送球に対してカバーをしなければいけません。
ピッチャーの牽制に対しても外野手はボール方向へスタートを切らなければなりません。
例をあげたらきりがないほどたくさんの例があげられます。
さて、この「カバープレー」北リトルカープはどうですか?
実はこんな実話があります。
彼はプロ野球の現役時代に、控えの内野手という立場でベンチにいました。当時のセカンドのレギュラーポジションには名手、篠塚選手!
立場上、与えられたチャンスに全力でプレーして信頼を勝ち取る事と、自分自身をアピールすることを目標にプレーしていました。
当然「カバープレー」も彼にとっては大切な仕事。
いつも走者がいない時のサードゴロ、ショートゴロに対しては一塁後方に全力で走っていました。
イメージは「当り前のように二塁へ向かう走者を二塁でアウトにする!」しかしさすがにそこはプロの選手。
暴投するというケースはなかなかありませんでした。
ある時、篠塚選手が故障してスタメンに名を連ねるチャンスがありました。
フルイニングでの出場はきつくて、「どうせ暴投しないし、一回くらいサボってもいいかなぁ~」
なんとその時、サードゴロを名手、岡崎選手が暴投!
ファールグランドにボールが転々…
走者はゆうゆうとセカンドベースへ!

「何もこんな時に~」
出てくるのは後悔ばかり!
その経験を生かしその後も必死にバックアップしましたがそんなケースは二度となかったそうです。
たった1回だけサボった、その時に…
このように野球には万が一に備え、
「無駄な動きをするケース」がたくさんあります。
2死走者一塁で外野フライ!
まさかボールを落とさないだろうとゆっくり走り、三塁でストップか、それとも全力で走って本塁まで帰り、一点とるか?
ボールを落とさなければ全力で走っても無駄になってしまいます。
しかしどうでしょう?
強いチームと弱いチームの差はこんなところの
「意識の差」も大いに関係しているのではないでしょうか?
こんなケースもなかなかお目にかかれませんが、
何が起こるかわからないのが野球!
「無駄な動き」を大切にしてほしいものです。

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